水道メーターの移設をしなくては・・・

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横浜市戸塚区のお客様からのお問合せです。
「水道メーターを移設しなくてはなりません。いくら掛かりますか?」

 「ん?」と思いました。
普通のお宅が水道メーターを移設しなくてはならない理由は少ないはず・・。

 お話しをよく聞いてみると、どうやら玄関周りの工事をしてたところ、車の駐車位置が少し変わってしまい、車を駐車すると水道メーターが車の下に来てしまうらしいのです。しかも、タイヤが乗ってしまうこともあるとの事。。

 水道局の検針の方が、検針の際に「これでは検針ができません。水道メーターの位置をか、検針の時は車を退かすかどちらかの方法を選択してください」と言われたようです。

 あいにく、奥さんはペーパードライバーで、車庫入れは大の苦手、というわけで水道屋さんに相談です。


しかし、折角きれいになった玄関まわり。メーターBOXを移設するためにコンクリートにカッターを入れて壊してしまうのは、もったいない話です。

 せめてコンクリートを打つ前に相談いただいていれば・・・。後の祭りです。私たちが新築工事で、外溝工事をするときは、水道メーターと公共下水道桝の位置には、気を使います。

 車のタイヤは乗らないだろうか?とか、高さは大丈夫だろうか?とかです。

 しかし、最近の木造住宅は、外溝工事がセットになっていないことが多いので、ある程度想像しながら設置して引き渡すのですが、あとから別途工事で入ってきた外溝屋さんはお構い無しのことが多いです。

 低かった排水桝など、 適当にかさ上げして枡の中は泥だらけということも。良くあります。見栄えが良くても、設備が機能しないお宅は、すぐに不具合が出てきます。

 結局、コンクリートを壊して、水道メーターを移設しました。その後も、もう一度外溝屋さんに入ってもらって補修をして、二重にコストが掛かってしまいました。

 外溝工事の時は、ぜひ水道屋にもご相談することをお勧めします。