私も若い頃はドラフターに向かって図面を書いていました。
ドラフターとは、斜めに設置された製図専用の机で、直角定規も備え付けてあります。
手元は明るく照らされ、細かい場所もしっかりと図面に書き込めるような工夫がされています。
とは言え、製図用の鉛筆を使い、建築図面をトレースして、そこへ設備図面を重ねて設計していく作業は、かなりの労力でした。
考える時間より書き込んで行く「作業」が圧倒的に多いのです。
ところが、PCの発達とCADソフトウェアの進化で今ではドラフターは、会社に一台も無くなってしまいました。
建築図面も、取り込んでそのまま使えるので、とても便利ですし、更には製図しながら立面図(3D図面も同時に製作してくれるので、イメージも湧きやすくてとても便利です。