行ってみると、確かに洗面台の蛇口から、黒いかすのようなごみが出ていました。ちょっと、コップに水を取ってみましたが、飲む気になるようなものでもありません。
コップの中に、ゆらゆらと揺らめいています。
この場合に考えられる事は、
①近隣で水道工事を行って、バルブ等を操作したため、錆やごみが流れてしまった。
②水道管が漏水し、地中で泥を巻き上げ、その水を水道管が吸い込んでしまって、ごみが流入する。
③銅管と、鉄管の異種金属管が絶縁継手など無く、接続されていることで、電気的に黒いかすが生成されてそれが流出した。
④洗面台の接続にフレキ管が接続してあり、そのフレキ内部のゴムが経年劣化で剥がれ落ち、流出した。
以上、このくらいの理由が考えられます。
水道局では、基本的に水道メーターまできれいな水が来ていれば、それ以降はお客様の管理になります。まず、水道メーターを外してドレンをさせます。ここで、泥やごみが混入しているようならば、原因は①を考えます。
今回のケースでは、メーターまでは、きれいな水が流れており、それ以降についてよく調査察せて戴いた結果、洗面台の接続のフレキ管が劣化して、内部のゴムライニングが流出していたことがわかりました。
この部分を交換することで、安全な水を流すことが出来ました。
この黒いごみは、人体に影響ないとは言われますが、ちょっと気味悪いですよね・・。